共同受注窓口とは・・・
行政や企業などの発注元と福祉事業所の間に共同受注窓口が入り、受発注の調整をおこないます。今まで単体の事業所では受発注できなかった大口注文等も当窓口が入り加盟している事業所複数を掛け合わせることにより対応できたり、幅広い役務にも対応できるようになります。
共同受注窓口が必要な理由とは・・
共同受注窓口を活用することにより、「どの事業所がどんな仕事ができるのかわからない」「発注先を探すのが面倒」「大量に発注したいけど、受けてもらえるか不安」といった発注側の困りごとが解消されます。また、福祉事業所は障害を持った利用者が自立や就労など目標をもって、その事業所を利用しています。現在、市内福祉事業所における一人あたりの月平均工賃額は1万円にも満たず、障害年金と合わせてもその方々が地域社会の中で自立した生活を営むためにはまだまだ難しい状況です。すこしでも改善できるよう共同受注窓口が入り大口注文や幅広い役務を調整することにより工賃水準の向上を目指しています。
共同受注窓口が行うこと
・自主製品、その他商品等の斡旋・紹介・開発・普及
・役務、その他作業等の斡旋・紹介・開拓
・「働くこと」に関する研修
・行政や事業所間のネットワーク構築や地域への啓発活動
・宝塚市における福祉関連の事業において、利用者の活躍の場の拡大
行政の皆様へ
平成25年4月から優先調達法が施行され各自治体におかれましては目標発注額を毎年掲げており、ぜひグッドジョブをご活用ください。また、仕事の内容や依頼の仕方など、なんでもいいのでご相談ください。一緒に考えさせてください。
企業の皆様へ
福祉事業所では内職作業や販売など多種多様な仕事を毎日こなしています。その中で工賃を支給しておりますが、さらなる向上が望まれます。皆様の事業の一部をグッドジョブにご依頼いただき、共に事業展開することはできないでしょうか。
福祉事業所の皆様へ
宝塚市共同受注窓口グッドジョブでは発注依頼を通して行政や企業と福祉事業所をお繋ぎします。また、月1回定例会を開き新しい受注のお知らせや施設情報の発信など横の繋がりも大切にしています。「作業受注の拡大をしたい」や「継続した作業の発注先を探している」など考えている未加入の福祉事業所の皆様ぜひ登録をお願いします。